アダルトチルドレンの主要記事
【親による虐待や家族の不仲、感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えた人】 というように範囲が広がりました。機能不全家族とは、子どもを育てる機能を果たしていない家庭のことを言います。機能不全家族には、【目に見える機能不全家族】と【目に見えない機能不全家族】の2種類あります。
家族の中で起きている問題を表出させるために、子どもが家族の身代わりになって問題を起こしてくれることがあります。夫婦関係は健全ですか?自己犠牲を感じながら生活していませんか?不安や恐怖を感じながら生活していませんか?アダルトチルドレンの人は、人との関わりにおいて苦悩を感じやすく、それは人との境界線がわからなくなりやすい…というより知らないという方が正しいのかもしれません。
生まれ順によって、家族の中でどのように振る舞うかが変わってきます。その振る舞いがうまくいくと、それが自分の性格として強化されていきます。大人になって社会にでてみたら、そのような振る舞いがうまく機能しないこともあります。その状況をうまく利用して発展していく人と、そうではない人がいます。
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罪悪感と恥辱(恥)、この違いを知ることはとても重要なことです。罪悪感の場合、物事に対してですので修復可能ですが、恥辱(恥)の場合、その人そのものに対してですので、どうすることもできません。でも、私の精神を最終的に打ちのめしたのは、心無い人からの言葉、「この不幸が続くのは、お前が原因じゃないのか!」と言われたことです。心の奥底の方で、刺されたような鈍い痛みを感じたことを今でも覚えています。
良い種を蒔いていかなければならない…と思ってしまうかもしれません。でも、これを読んでいる人たちは、どちらかというと普段よい種を蒔いている人たちだと思いますが、良い種を蒔いたからって、刈り取るものが良いものとは限らないと思いませんか?
誕生してからの数年間は子どもは何事にもオープンで、受容的、好奇心が旺盛、新しい体験と新しい考え方に意欲的です。このように、現在の人間関係には、子ども時代のパターンが何度も何度も再現されています。これが、【人間関係のしくじりパターン】【恋愛のうまくいかないパターン】になってしまう理由です。
機能不全家族の子どもたちは、家族の状況を極端なまでに、他人に対しても、またしばしば家族内においても、または自分自身に対しても、否認してしまうのは、根本は、見捨てられ不安があるからです。大人になってもこの見捨てられ不安が持ち越されます。さらに、
そもそも、誰もがいつも日常のさまざまなことに反応して生きています。ですから、反応せずに生きるという至難の技は、仏陀(悟りを開いた人)しか無理なのかなと個人的には思います。でも、「自分はダメだ」と思ってしまったとき(反応してしまったとき)
ただ…母に一定の距離みたいなものは感じていたような気がします。小学生くらいのころ、学校で友達にひどいことを言われたんです。その日帰って母にその話をしました。ちゃんと頷いて聞いてくれていましたし、返事もしてくれていましたが、話が終わった途端、母は私には関係のない話を始めて…その時はたしか父に対しての愚痴みたいなものだったと記憶していますが。
「愛情を感じないとき、どうやって愛すればいいんですか?」「愛は動詞である。愛という気持ちは、愛という行動の結果に過ぎない。だから奥さんを愛しなさい。奥さんに奉仕しなさい。犠牲を払いなさい。彼女の話を聴いてあげなさい。感情を理解してあげなさい。感謝を表しなさい。奥さんを肯定しなさい。そうしてみてはいかがですか?」
カウンセリングやセラピーを行うとき、【親から愛されなかった】と話されるクライアントさんは少なくありません。そして、親から愛されなかったのは、【自分のせい】だと思い込んでいます。それって、おかしいなぁと思うのです。