大切な人の死などショックが大きくて、心が追い付かず、とにかく無気力だし、眠くて仕方ないときは。

大切な人の死が受け入れられないとき

想像しやすいことだと思いますが、
大切な人の死は、
ショックが大きい。

それは、
実際に大切な人を亡くすという喪失感と、
心理的に心の支えを亡くすという喪失感を
同時に味わなければならない体験であり、
受け入れがたい体験です。

あまりにショックが大きいと、
涙は出ません。
悲しいはずなのに、
何も感じません。

実際、そういうことがあります。

悲しみを感じないから、

「私は冷たいのかもしれない…」

と思っているのであれば、
むしろ逆で、
悲しみが大きすぎて、
心の処理が追い付かないだけの可能性大です。

罪悪感が自分を追い込むこともある

亡くなった人との関係が近ければ近いほど、
思い入れが強ければ強いほど、
亡くなった人に対して、
罪悪感を抱くことがある。

もっとやれることはあったのではないか…
あんなこと言わなければよかった…
亡くなったときどこかでホッとしてしまう自分がいた…

など、

亡くなった人に対して、
罪悪感が大きいと、
悲しみが湧き出てきにくいことがある。

それは、
亡くなった人との関係性において、
あなたがストレスを感じていた部分が少なからずあったことが
罪悪感を強めてしまうこともある。

あるいは、

亡くなった人と近い関係性の人に、
心ない言葉を投げかけられることでも
罪悪感が引きだされる可能性もある。

離人感という感覚

人がショックを受けたときのエネルギーの状態を、
オーラソーマの創始者であるヴィッキーさんは
「オーラが左の脇からずれる」
というふうに観察しています。

ショックが大きいと、
自分が自分の中にいない(不在)感覚を
感じる人がいます。

これは極端な例ですが、

ショックが大きいと、
その事実を受け入れることが難しいがために、
感情に蓋をするといいますか、
感情を感じないようにするために、
自分が不在になるといいますか…

それは、
自分がこれ以上壊れないために、
自身の身を守る目的で、
無意識に行われることなのですが、

そのまま放置すると、
無気力だったり、
重要な場面なのに無意識に眠ってしまったり…

自分ではどうにもならない、
コントロールできなくなっていくことに、
怖れも出てくる人もいます。

ショックを受け入れる作業をする

なによりも大切なのは、
ショックを受け入れる作業のための時間をとって、

【涙を流すこと】

です。

悲しみに触れる必要があります。
でも、
凍り付いてしまった心は簡単には緩まないかもしれません。

寒い地域に住んでいる友人の息子さんの話です。
【練り消しゴム】ってご存じですか?

冬の寒い時期に、
朝早くから泣きべそをかいている息子さんの手には練り消しゴム。
「お母さん、練り消しが割れちゃった。くっつかないよ。こわしちゃったよ。」
と泣きながら言いました。

友人は息子さんに、
「今日は寒いね。だから、練り消しゴムを持ってコタツにもぐってててごらん」

しばらくすると、
息子「お母さん、練り消しゴムがグニュグニュになってきたよ。」

お母さん「割れた方の練り消しゴムをくっつけてごらん」

息子「あっ!元に戻ったー」

というエピソードがありまして、
心も同じだと思うのです。

本来の自分の心に戻るためには、
そのままだと、
どんどん割れてしまう。
だからまずは温めてグニュグニュにして、
それから元の状態を目指す。
これが自然なのではないかと。

自分で涙を流す作業をするなら(ご提案)

◉ショックを受けた時の自分に労いの手紙を出す

大切な友達に労いの手紙を出す感覚で書いてみてください。
そのとき、あなたの好きな音楽を聴きながらでもかまいません。
あるいは、好きなお香をたきながらでもかまいません。
悲しみにたどり着けたら、自分にありがとうと感謝してみてください。
尚、一度感情の蓋があくと、しばらく(長くて2週間ほど)は、
悲しみや怒りの感情に振り回される感覚になるようなことが起きてくるかもしれません。
湧いてきたら、その感情を観察しながらすごしてください。

 ◉他の刺激アイテムを利用する

・映画や動画を観て刺激する

映画や動画を観ることで、刺激され感情のフタが開くことがあります。

・塗り絵をする

Appliv(アプリヴ)

流行りの趣味として、一時ニュースでも取り上げられた塗り絵アプリ。流行ということもあり、いろいろなタイプがリリースされてい…

塗り絵?と思われるかもしれませんが、自律神経を整える効果があるそうです。無気力ならば、ぜひお試しください。個人的な意見ですが、これはとても効果があると思っています。

・お守りアイテムを持つ

自分が自分の中にいる感じがしないという方は、自分が安心すると思う何かアイテムを身に着けることで、自分を確認することができます。今回はパワーストーンをご紹介しましたが、自分のお気に入りならなんでもOKです。

今は言い知れぬ不安を感じているかもしれませんが、大丈夫です

私自身も、短期間に身近な人が他界したことで、
ストレスを抱えきれず無気力になったり、
突然の眠気に襲われたことがありました。

普通の眠気ではありません。
目を開けていられなくなるほどの眠気です。
それで私は大切な場に参加することができず、
車の中でただただ眠り続けました。

さらに、
その当時の記憶がとても曖昧です。
それほどショックが大きかったのだと思います。

でも、
今振り返ると、
私、本当に頑張ってたなぁとつくづく思います。

その後、
自分の感情に翻弄されましたが、
それも感情というものを理解することで解決しました。

まず、
自分に何が起きているかを知ることです。
自分がどうなってしまうのかわからないほど、
怖いことはありません。

そして、
悲しかったことを悲しい出来事だったと認めることです。

さらに、
それに付随している他の感情の存在や、
今後どのようにその出来事を
自分なりに府に落としていくかの作業が大切です。

起きた出来事をなかったことにすることではありません。
その出来事を自分の人生の一部として持ち続けながら、
自分の道を歩いていくことを目指すのです。

あなたなら、大丈夫。

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