彼がキレたのはどうして?
さぁ、どうしてなのでしょうね。
もしかしたら、たまたま機嫌がわるかっただけかもしれませんし、
あるいは、極端に自己防衛が働いてしまう彼だったのかもしれませんし、
もしくは、感情という存在の取り扱いが苦手な彼だったのかもしれませんし…
いずれにしても、
「彼はどうしてキレたのか?」
を探し続けているならば、いますぐ思考をストップしたほうがいい!
彼が、
「〇〇という理由で、この間はキレてしまった。ごめんね。」
と言われて、あなたがその理由に納得できれば、
モヤモヤが解消されてラブラブに戻るかもしれないけれど。
そうじゃないならば、その理由をいくら探しても、
ネガティブな理由しか出てこないからやめておいた方がいい。
そもそも相手の思考を透視することなんて無理な事だし、
長く付き合っているならば、
ある程度のパターンは把握できるかもしれませんが…
彼があなたの言葉の何にキレたのかを探しても、
あなたの気持ちはどんどん落ち込んでいくばかりだし、
「もう、面倒くさいから別れようかな」とか
「でもやっぱり好きだし離れたくないな」という
このなんとも言い難いモヤモヤした気持ちは増していくばかりです。
だから、
「彼はどうしてキレたのか?」
を探しはじめたら、
「今は考えるのや~めた!」
と意識的に自分でストップさせてみてください。
でも、
これも思考パターンなので、
一度ストップさせても、
何度も何度も何度も湧き上がってきます。
諦めずに、
ストップかけ続けてください。
理由は、
「あなたがあなた自身を嫌いにならないため」
です。

どう言えばこの気持ちがわかってもらえるの?
<由美の場合>
大好きな彼と付き合い始めて、数か月が経ちます。今は彼とのちょっとした嬉しい出来事でも天にも昇る思いになります。そのぐらい彼にメロメロです。彼は物事をはっきり言う人ですので、外では他人に頼られるような人です。でも私には彼自身の弱さを見せてくれます。ですので、私は彼を慰めたり元気づけたりすることが多いです。それはとても幸せなことなんですが、最近それが当たり前になってまして。先日ちょっと辛いことがありまして…だから彼に話を聞いてもらいたくて話し始めたらしばらくは聞いてくれたのですが、なんだか彼の態度がそっけないので、ちゃんと伝わっていないのかもと思って、もっと聞いて欲しいという風になってしまって。そしたら彼が「ちょっと話がくどい…」とボソッと言われてしまい、なんかとっても悲しくて言い合いになってしまいました。「はいはい。俺が全部悪いんだよね。ごめん。ごめん。」と開き直られて電話は切られて。なんでこんなことになっちゃうんだろうと。聞いて欲しいと思った私がいけなかったんでしょうか?
由美さんはただ、彼に優しく慰めてほしかっただけですよね。
彼が何故キレたのかはわかりませんが、
そのの理由がわかったとしても、
あなたが本当に彼にしてほしかったことを、
あなたが言葉にして彼に言わない限り伝わることはありません。
それに、今後彼の機嫌ばかりうががって、
伝えたいことが伝えられない関係になりたいわけでもないと思います。
由美さんはただ、
「頑張ったね。よしよし」として欲しかっただけかもしれませんし、
「大丈夫だよ。僕がいるよ」と言ってほしかっただけかもしれませんし、
何も言わなくても、ただ受容してくれるだけでよかったのかもしれませんし、
「君が大好きだよ」という言葉を聞ければよかったのかもしれませんし、
ただただ、お互いに色々なことを共有するという体験をしたかっただけかもしれません。
いずれにしても、
ゆみさんは彼に話を聞いてもらった後、
彼からどんな反応が欲しかったかを自分で知っている必要があります。
彼が自分の思い通りの反応をしてくれなかったとき、
「そういう態度はないよね?」
「なんでそんなひどいこと言うの?」
「いつもは私が話を聞いてるから、たまには私の話を聞いくれても良くない?」
などと彼を責めてしまって、
でも自分の伝えたかったことは伝わっていないという
モヤモヤした気持ちになることが少なからずあるかもしれません。
そういうときは、
責め方を変えてみるのです。
【して欲しくないことを伝えるのではなく、して欲しいことを伝える】
それも愛を持って。
(彼に対して好きな気持ちがなければ必要ありませんが…)
彼が怒っていたら、怒りながら言うのです。
例えば、
「私はあなたが大好きなんです。だからあなたに聞いてもらいたかったし、優しくしてもらいたかっただけなの」と。
ちょっと歯が浮くようなセリフですが…
どんな言葉でもいいので、
①彼を責めているわけではない
②彼を大切に思っているということ
この基本的な2点が、彼に伝わればいいのです。
やるときはやる女になってみるのもカッコいいと思いますよ!
注意点:
簡単なことですが、
感情的になっているときなので
責めちゃうという今までのパターンが出やすいから気を付けてね。