26年前、有名な結婚式場に数回参列して気付いたこと
今でこそ、
バラエティに富んだ結婚式がありますが、
26年前はあまりなかったんです。
今では有名なあのゼクシィという雑誌も
今ほど有名ではありませんでした。
まぁ、田舎だったのもあると思いますが(汗)
ですから、
私よりも先に結婚式を上げた知人・友人は、
ほとんどが、同じ結婚式場で式を挙げました。
参列させていただいた結婚式は、
とても嬉しい時間を共有できましたし、
両親への手紙を読むときには、
毎回涙を流していました(多分毎回だったと思うけど…)
でも、
その帰り道に一緒にいった友人たちの会話を聞いていて、
「ぎょっ!」
としたのです。
それは、
「今回の結婚式は、料理からしてあの料金設定だね」
「今回のお色直しは2回だけだったね」
「今回はここにお金をかけたんだね」
などなど、
みんなすげー観察しているじゃーん。
ぼーっと生きていた私は、
「そんなところまでみてるの?なんか怖いんですけど…(;’∀’)」
と思ったわけです。
なぜなら、
そろそろ結婚の話が出始めていたからです。
ですから、
【皆と同じ結婚式はやめておこう!】
と決意したわけです。
お祝儀内で結婚式を挙げるために、私がしたこと
その時に結婚した旦那さんは、
まだ開業したばかりで収入が不安定だったため、
なるべく、お金を使いたくない。
どちらの両親もお金を用意してくれると言ってくれたのですが、
友人たちが結婚へと進むプロセスで聞いていて、
なぜか、面白いくらい揉める(笑)
そして花嫁が一番悩む…みたいな。ね。
平和主義な私は、
このような事態は避けたいというわけで、
自分たちだけでなんとかやりましょう!
ということになりまして、
お互いの両親に宣言してから、
色々調べ始めました。
まず、
結婚式会場を探したのですが、
当時の結婚式場は、
衣装、料理、引き出物など、
全部込々の値段設定でしたので、
安く済まそうとすると、
どこかのクオリティを下げてしまうしかないんですよね。
これをしてしまうと、
友人・知人たちのあの値踏みセリフがよぎる…(笑)
「じゃあどうする?」と自分に問いかけた結果、
全部別々で用意するしかないという結果に至りました。
そしてあわよくば、
お祝儀内で済ませられるプランを探したのです。
花婿が一番忙しかった結婚式プラン
結局、どのような結婚式プランになったかと言いますと、
1.自宅で着付けし、自宅から嫁ぐ。
2.神社にて結婚式
3.披露宴は船上
4.引き出物は、カタログギフト
5.ウエディングの衣装は、衣装屋さんですべてまかなう
6.親戚や友人たちの移動はバスを貸切る
7.お色直しのためのメイクさん2人を一日同行
これらすべて見積りをとった結果、
他の結婚式場で契約するより、
安く済むことがわかったので、
このプランで決定しました。
最終的に、
お祝儀内でまかなえました!
このプランをやってみて、
何が一番大変だったかというと、
移動です。
結婚式と披露宴会場まで直線距離で20km以上離れていたため、
道路状況などの変動で時間がちゃんと読めない。
夕方のクルーズだったので、
夕日に間に合うように運航しなければならないこともあり、
事故だけは起きませんようにと祈っていたのをとても覚えています。
このプランは、
親戚や友人を誰一人間違いなくバスに誘導することが大切なため、
嫁ぎ先の点検やチェックは花婿がやっていて、
最終的に自宅の戸締りやカギ閉めも花婿がやっていたのには笑えましたけどね。
花婿が一番忙しいプランになってしまいました(笑)
2度目の結婚式は2人だけでハワイの海をみながら

2度目の結婚は
正確には結婚式はしていません。
2度目の結婚?と突っ込みたくなるかもしれませんが、
今回はそこはスルーさせていただきます。
正式な?結婚式を挙げなかった理由はいくつかありますが、
◉お互いの両親がもう他界していること
◉結婚式をしなくても、2人で確かめ合えれば問題ないと思ったこと
などが理由かな~。
そもそも結婚式というのは、
結婚の誓いをするための儀式
私たちは、
ハワイの海を眺めながら、
2人の今後について約束をかわしました。
私たちの儀式は、
ハワイの海に見守ってもらいながら誓いを立てたのです。
それは自分にはとても感動する儀式でした。
結婚式は、
結婚する当事者だけのものではなく、
育ててくれた両親のためのものでもあるのだと、
50歳を過ぎるとよくわかります。
ですから、
どんなプランでも良いから、
あなた達に合った結婚の誓いの儀式をしてほしいと思います。
派手な結婚式でもいいですし、
少人数の結婚式でもいいですし、
2人だけの結婚式でもいいですし、
大切なのは、
2人で結婚の誓いをする場を作る事だと思います。
私が最初の結婚式を挙げたときは、
自分らしい結婚式をあげるための情報も業者さんも少なくて、
とても時間がかかり、何度も心が折れかかったけれど、
今はハナユメフェスタ みたいなところを見に行って、
自分のプランを固めるのもありだと思います。
個人的には、
こういうウエディングムービーも結婚式を盛り上げてくれるひとつだなぁ。
子どもが興味を持ったら自分たちの生い立ちから出会い・結婚するまでのストーリーを見せてあげられるしね。