それでも家族を続けるのか!?【川手絵里による体験談】
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20年前 私は幸運な事に
この腕に愛しい
我が子を抱きしめる事ができたんだ
2つの魂がまるで1つになったかのように
似たような呼吸で
似たような景色をみて
似たような未来を描いて
簡単ではなかったけれど
似たように感動して
似たように笑って泣いて
似たように絵を描いて
似たように怒って
やっぱり簡単ではなくて
似たように大喧嘩して
似たように苦しくなって
するとある時から
1人で景色みているような
1人で呼吸しているような
1人で未来を見ているような
1人で怒って
1人で泣いて
1人で苦しくなっているような気がして
いつでも我が子を抱きしめてあげれる
距離にいたのに
必要な時に手を握ってあげれていたのかも
わからなくなってしまう程
簡単ではなかった
けれど何度も思い出すんだ
【目の前の命を見届け抱きしめる】
と
自分との約束を
…そうやって
よく分からない感情にまみれながら
やっと娘は20歳を迎えたんだ
彼女も様々な苦い経験をしが
ご縁があり結婚をし
私はまた幸運な事に孫を抱く事ができた
私は何があってもこれからも信じてる
そして また 何度も 抱きしめあげたい
君がもし苦しくなって
もし沢山のことで
痛みでどうしようもないとき
思い出してみてほしい
君の味方は必ずいて
それは親でなくてもいい
身近な友人かもしれないし
または初めて出会った人かもしれない
なんなら私は君の味方だ
君にとどけ
by 川手絵里