カウンセリングで変われなかったあなたへ。退行催眠だけがアクセスできる”記憶の扉”とは

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静かな森の奥、古びた一つの扉から柔らかな光が漏れている風景
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出口のない廊下を、一人で歩いているあなたへ

カウンセリングルームの、少しだけひんやりと感じる革張りのソファ。 自分自身と向き合うためにその扉を叩くのは、とても勇気のいる、大切な一歩です。

けれど、その勇気ある一歩を何度も繰り返しているのに、景色だけが変わらない。そんな無力感に、心がすり減ってしまうこともあります。

「頭では、もうわかっているんです」

あなたは、これまで何度もそう口にしてきたのかもしれません。 自分の生い立ち、過去の出来事、思考の癖。言葉にして、専門家と一緒に紐解いていく時間は、決して無駄ではなかったはずです。

それなのに、一歩外に出て日常に戻ると、また同じ場所で立ち止まってしまう。 まるで、出口のない霧の立ち込める廊下を、ただ一人でぐるぐると歩き続けているような感覚。

「変わりたい」と心から願っているのに、心だけがなぜか置いてきぼりにされていくような、あの苦しさ。

もしあなたが、「あれだけ通ったのに、効果がなかった…」と、ご自身の努力や選択を悔やんでいるのだとしたら。 それは、あなたのせいではないのかもしれません。

もしかしたら、変わるのに準備期間とタイミングが必要だったのかもしれませんし、これまであなたがノックしてきた扉と、これから訪れるべき扉が、少しだけ違っていた。ただ、それだけのことなのかもしれないのです。

霧が立ち込める中で、どこまでも続くように見える一本道

地図を捨てて、自分の足跡を振り返る旅

私たちはいつだって、「正しい道」や「明確な答え」が書かれた地図を探してしまいます。 どうすれば前に進めるのか。どうすればこの苦しみから抜け出せるのか。

でも、もし、その地図をそっと手放してみたらどうでしょう。 前に進むことを一旦やめて、ただ静かに、自分が歩いてきたおぼつかない足跡を、愛おしむように振り返る時間を持つのです。

そこは、「どうすれば良くなるか」と誰かに急かされる場所ではありません。 あなたの物語が「正しいか、間違っているか」をジャッジされることもない。

ただ、静寂の中で、これまで誰にも話せなかった、言葉にすらならなかったあなたの心の音に、じっと耳を澄ます。

すると、不思議なことに、これまで「問題」だと思っていた過去の出来事や、自分の「欠点」だと感じていた感情が、あなただけが持つ、かけがえのない物語のワンシーンだったのかもしれないと、小さな光が灯るように感じられるのです。

あなたの心の奥深く、静かに佇む「記憶の扉」

私たちの心には、普段は誰も訪れることのない、静かな図書室のような場所があると言われています。

その図書室の一番奥に、一つきり、古びた木製の扉が静かに佇んでいます。

これまであなたが訪れてきたカウンセリングは、その図書室の、誰もがアクセスできる「手前の部屋」を一生懸命に片付ける作業だったのかもしれません。それも、とても大切な時間です。

けれど、今のあなたを形作り、そして時に、あなたの足を前に進ませなくしている本当の物語は、あの固く閉ざされたように見える「記憶の扉」の向こう側に、静かに眠っているのです。

でも、安心してください。 その扉には、鍵はかかっていません。

ただ、あまりにも長い間、たった一人でそこにいたから。 扉の向こうにいるあなたが、誰かと一緒でなければ、開けるのが少しだけ怖いと感じている。ただ、それだけなのです。

私がお手伝いできるのは、無理にその扉を開けることではありません。扉の向こうに何があるのかを解説することでもありません。 ただ、あなたがご自身のタイミングで、ご自身の指でそっと扉に触れる準備が整うまで、あなたの隣で静かに待っている。

評価も、分析も、アドバイスもない。 ただ、そこにいる。そんな安全な空間と時間の中で、あなた自身の力を信じることだけです。

静かな水面に映る自分に、そっと手を差し伸べる指先

「さよなら」ではなく、「おかえり」を告げる物語

あなたが勇気を出して、その扉にそっと触れる瞬間。

扉の向こうから聞こえてくるのは、忘れていた懐かしいメロディーでしょうか。それとも、あなたの心を包む、温かい光でしょうか。

その時、きっとあなたは気づくはずです。

ずっと消し去ろうとしてきた過去や、ダメな部分だと思い込んでいた自分は、戦うべき敵ではなかったのだと。

扉の向こうで、ずっと、ずっと。 あなたが会いに来てくれるのを待っていた、愛おしいあなた自身の一部だったのだと。

問題が「消えてなくなる」のではありません。 これまであなたを縛り付けていたと思っていた物語が、これからのあなたを優しく支えてくれる物語へと変わるのです。

それは、「さよなら」の経験ではなく、自分自身に「おかえり」を告げる、温かい再会の瞬間なのです。

もしよろしければ、あなたの扉の向こうへ

この記事を、ここまで読んでくださったあなたへ。

あなたも、ご自身の心の中にある、あの「扉」の存在に、もう気づいているのかもしれません。

私がここでご提供するのは、単にお話を伺うだけの時間ではありません。 それは、あなたがご自身の物語の主人公であることを思い出す、一度きりの特別な「体験」の旅です。

固く閉ざされたと思っていた扉の向こう側へ。 忘れていた風景を、失くしたと思っていた宝物を、一緒に見つけにいきませんか。

私が担うのは、あなたの物語をただ聴く「聞き手」ではなく、あなたが安心して物語の中を旅できるよう、隣でそっと光を灯し続ける「伴走者」の役割です。

旅の準備は何もいりません。 もしよろしければ、あなたの物語が新たに始まる、その最初のページを、一緒にめくってみませんか。

私は、あなたの旅が始まる場所で、静かにお待ちしています。

もし、夜もやもやして寝られないなら・・・

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