かおるの徒然草

家族のカラーパレット:愛の形とともに成長する物語

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家族のカラーパレット:愛の形とともに成長する物語
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みんな、愛の形ってちょっとずつ違うよね

家族とは、人生の中で最初に出会うグループだよね。お父さん、お母さん、兄弟…それぞれの関係性の中で、わたしたちは「愛」を学んでくるもの。でも、その愛の形って本当に人それぞれ。ときには甘く、ときには辛い、そんな愛の中で成長していく。

ねえ、昔のことを思い返す時、家族の中で「うちって、普通だったよね?」って感じたこと、あるでしょ? 子どもの頃の記憶って、独特のフィルターを通して残るもの。だから、家族がどれだけ愛を注いでくれたのか、その真意を理解するのは大人になってから。わたしたち、それぞれが受け取る愛の形はちょっとずつ異なるけど、それが家族の色。そんな中で、大人になってから「あれ?なんか違ったかな?」って気づくこと、実はたくさんあるんだよ。

子どものころの気持ち、大事にしてね

家族の中での出来事って、思ってる以上に色んな感じ方があるもの。お父さん、お母さんも自分たちなりに頑張って、子どもたちの要求や願いに応えようとしていたよね。でも、その中で感じたこと、考えたこと、それぞれに意味があるんだよ。子どもの目線での出来事や気持ちは、そのままの形で大切にして欲しいなと思う。

<機能不全家庭物語ー真由子の場合ー>

母は専業主婦でした。たまに内職のようなことはしていた記憶がありますが、基本はずっと家にいました。ですから、帰ればいつも母は家にいて、家事をしていた記憶があります。毎日、お弁当を作ってくれましたし、食事も母の手料理で食べていました。学校で必要な物は忘れることなく準備してくれましたし、勉強しなさいとうるさく言われた記憶もありません。そのようにして母は私を愛してくれていました。

ただ…母に一定の距離みたいなものは感じていたような気がします。

小学生くらいのころ、学校で友達にひどいことを言われたんです。その日帰って母にその話をしました。ちゃんと頷いて聞いてくれていましたし、返事もしてくれていましたが、話が終わった途端、母は私には関係のない話を始めて…その時はたしか父に対しての愚痴みたいなものだったと記憶していますが。

それは割といつものことでした。今振り返ってみても思います。母は私に興味がなかったのかもしれませんね。そのころから、私は家の外で起きたことを母に聞いてもらうということを諦めたんだと思います。その代わりに、私が母の話を聞いていました。

真由子さんの話を聞いてどう思いましたか?

お母さんは日々の生活をしっかりサポートしてくれて、でも、たまに心の距離を感じることもあったんだよね。そう、そんな細やかな感じ方や感情も、家族の中での大切な1ページ。それぞれが持つ、こんな小さな経験や記憶が、わたしたちを形成していくんだ。

ジョンブラッドショーはこう言っているの。

「子どもにもっと必要なのは、しっかりとした、しかも理解力のある養育者である。彼(または彼女)は自分自身の要求をその配偶者によって満たされる必要がある。そのような養育者は、自分の持っている人的資源を使って問題を解決できなければならないし、自己責任の感覚がなければならない。それでこそ、このような養育者は子どものためになり、子どもが必要とするものを与えることができるのである。」

大人になっても、過去の思い出を優しい気持ちで振り返ろう

家族って、形やカラーが人それぞれ。子どもの頃に経験した家族のカラーは、その後の人生でとても影響を持つもの。だけど、それに縛られすぎず、大人になった今、新しい経験や学びを積み上げていこう。新しい友達や恋人、仕事の中での出会い…それぞれが新しいカラーを持ってくる。

きっと、今まで気づかなかった新しい色や形、感覚に出会えるよ。心の中の小さな疑問や迷いを、優しく抱きしめながら、これからの明るい未来へ歩んでいってね。あなたがこれまでに得たすべての経験や学びが、これからの人生を豊かにしてくれるから。

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