かおるの徒然草

色彩心理:言葉を超えて感じるセラピー

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色彩心理:言葉を超えて感じるセラピー
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自分の気持ちをなぜ色で表すのか

相談に来られている人も様々で、

【どんなことに悩んでいるのか…】
【どんなことを相談したいのか…】
【どんな気持ちを抱えてきたか…】

など、

自分の気持ちを言語化するのに時間が必要な人たちがいる。

心理を学び、
自分の気持ちにラベル化できるようになるまでに、
私も言語化がすごく苦手でした。

何かわからないけど、
涙が出てきたり、
意味もなく当たり散らしたり、
寝られなくなったりした月日がありました。

そういうタイプの人に、
言葉が出るのを待つのも大切なことだと思うのですが、
貴重な時間、お金を費やして来訪してくださるのですから、

相談の時間内に、
特に初めて相談に来られた方には、

「自分のことをわかってもらえた」

と、実感してもらえるように色々試行錯誤した結果、

色を使ってコミュニケーションすることがありました。

でも何も難しいことはしません。
「今の気分を色に表すとどれかな~?」
とゆる~い感じで、
用意した色を選んでもらうだけ。

もちろん選べないこともあります。
それも、もちろん”あり”なんです。

【今は】

《選べないこと》が答えなのだから。

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心が楽になるなら、説明はいらない

色は本当に興味深い答えを導き出してくれます。

例えば、

怒っている人を見ると《赤》っぽく感じたり、
冷たい人を《青》のように感じるのは、

割と想像しやすいですよね。

ただ、

辛いことがあって泣いている人を《黄色》だったり、
笑っている人を《黒色》という表現は、
理由はわからないけれど、違和感を感じる。
あくまでも私の感覚ですが。

ですが、色をどのように捉えているかは
人それぞれであり、
私が違和感を感じるような、

《黒色は幸せと感じる人》

もいるかもしれません。

でも、私が違和感を感じるかは重要ではないし、むしろどうでも良い。

相談に来た方が、

どのような色を選び、
その色をどのように表現するかがとても重要なのわけです。

なぜなら、

言語化できない多くの情報を、
色によって表現できることが多いから。

大抵の場合、

セラピーの終盤には、
相談者の方の選ぶ色が変わってしまうのは、
色をとおして、
言語化できなかったことを言葉にすることで
なんらかの反応が起き、
セルフセラピーが起きているのだろうと。

どんなことが相談者の心の中で起きているのかを私は説明はできませんが、
少しでも相談者の心が楽になるのであればそれで十分なのですから。

言語化が苦手な人、
混乱状態が続いていて動けなくなっている人、
心の傷が深くて直視することが難しい人などは、

まずは色を使って、
セルフセラピーをお勧めします。

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