かおるの徒然草

大切な人の死などショックが大きくて、心が追い付かず、とにかく無気力だし、眠くて仕方ないときは。

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大切な人の死などショックが大きくて、心が追い付かず、とにかく無気力だし、眠くて仕方ないときは。

◉この記事の内容

☆ あまりにもショックが大きいと人の心はどうなるのか?
☆ 思っていたよりもショックを受けていることがわかる状態とは?
☆ 原因がわかっているダメージに対して自分でできる具体的なアプローチ方法とは?

こんな疑問に答える記事です。

大きなショックを受けるときというのは、誰の人生にも一度は訪れていると思います。大切な人やペットの死だったり、失恋や離婚などを経験するとき、人は【喪失体験】を乗り越えなければなりません。幼い頃、お気に入りのぬいぐるみを洗われてしまって大好きな匂いがなくなったときにも、大きな喪失体験になることがあります。大人になってしまえば大したことないことでもです。喪失体験を経験しないように生きることが正解ではなく、喪失体験をどのように乗り越え、感情などその体験をどのように捉え、処理するかがその後の人生に大きく影響するのです。

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大切な人の死が受け入れられないとき

想像しやすいことだと思いますが、
大切な人の死は、
ショックが大きい。

それは、
実際に大切な人を亡くすという喪失感と、
心理的に心の支えを亡くすという喪失感を
同時に味わなければならない体験であり、
受け入れがたい体験です。

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あまりにショックが大きいと、
涙は出ません。
悲しいはずなのに、
何も感じません。

実際、そういうことがあります。

たとえ悲しみを感じないからといって、

「私は冷たいのかもしれない…」

と思っているのであれば、
むしろ逆で、
悲しみが大きすぎて、
心の処理が追い付かないだけです。

罪悪感が自分を追い込むこともある

亡くなった人との関係が近ければ近いほど、
思い入れが強ければ強いほど、
亡くなった人に対して、
罪悪感を抱くことがある。

もっとやれることはあったのではないか…
あんなこと言わなければよかった…
亡くなったときどこかでホッとしてしまう自分がいた…

など、

亡くなった人に対して、
罪悪感が大きいと、
悲しみが湧き出てきにくいことがある。

それは、
亡くなった人との関係性において、
あなたがストレスを感じていた部分が少なからずあったことが
罪悪感を強めてしまうこともある。

あるいは、

亡くなった人と近い関係性の人に、
心ない言葉を投げかけられることでも
罪悪感が引きだされる可能性もある。

離人感という感覚

人がショックを受けたときのエネルギーの状態を、

オーラソーマでは、
「オーラが左の脇からずれる」
というように表現します。

ショックが大きいと、
自分が自分の中にいない(不在)感覚を
感じる人がいます。

これは極端な例ですが、

ショックが大きいと、
その事実を受け入れることが難しいがために、
感情に蓋をするといいますか、
感情を感じないようにするために、
自分が不在になるといいますか…

それは、
自分がこれ以上壊れないために、
自身の身を守る目的で、
無意識に行われることなのですが、

そのまま放置すると、
無気力だったり、
重要な場面なのに無意識に眠ってしまったり…

自分ではどうにもならない、
コントロールできなくなっていくことに、
怖れも出てくる人もいます。

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ちなみに、
心理的に大きなショックを受けていると、
オーラが左にずれると言われています。
そんなとき癒すボトルとしては、
B26ショックボトル/エーテルレスキュー/ハンプティ・ダンプティ
がおすすめです。

ちなみにいつも持ちあるいて使用したい人は、
オレンジのポマンダー
がおすすめです。

傷ついた心を受け入れる作業をする

なによりも大切なのは、
ショックを受け入れる作業のための時間をとって、

【涙を流すこと】

です。

悲しみに触れる必要があります。
でも、
凍り付いてしまった心は簡単には緩まないかもしれません。

寒い地域に住んでいる友人と友人の息子さんとのやりとりの話です。
【練り消しゴム】ってご存じですか?

冬の寒い時期に、
朝早くから泣きべそをかいている息子さんの手には練り消しゴム。
「お母さん、練り消しが割れちゃった。くっつかないよ。こわしちゃったよ。」
と泣きながら言いました。

友人は息子さんに、
「今日は寒いね。だから、練り消しゴムを持ってコタツにもぐってててごらん」

しばらくすると、
息子「お母さん、練り消しゴムがグニュグニュになってきたよ。」

お母さん「割れた方の練り消しゴムをくっつけてごらん」

息子「あっ!元に戻ったー」

というエピソードがありました。

これは傷ついた心をほぐす方法も同じプロセスだと思うのです。

本来の自分の心に戻るためには、
そのままだと、
どんどん割れてしまう。
だからまずは温めてグニュグニュにして、
それから元の状態を目指す。
これが自然なのではないかと。

今はショックが大きくて言い知れぬ不安を感じているのだとしても、適切なプロセスを通れば大丈夫です

私自身も、短期間に身近な人が相次ぎ他界したことで、
ストレスを抱えきれず無気力になったり、
突然の眠気に襲われたことがありました。

普通の眠気ではありません。
目を開けていられなくなるほどの眠気です。
それで私は大切な場に参加することができず、
車の中でただただ眠り続けました。

さらに、
その当時の記憶がいまだに曖昧です。
それほどショックが大きかったのだと思います。

でも、
今振り返ると、
私、本当に頑張ってたなぁとつくづく思います。

その後、
自分の感情に翻弄されましたが、
それも感情というものを理解することで解決しました。

まず、
自分に何が起きているかを知ることです。

右手と左手の対話の方法【セルフリペア・セルフセラピー】

  1. 自分と向き合う時間を決めてタイマーをかける(一回につき、45分以内)
    過去の体験とアクセスするとき、必ず時間を決めて行うこと。
    ネガティブな経験にアクセスし、感情を解放することは大切なことですが、ダラダラやってはいけません。
    一番大切なのは、今、目の前にある生活です。
    あなたに本当に癒しをもたらしてくれるのは、その生活の中で起きてくるということを忘れないでください。
    セルフセラピーは、本当の癒しが訪れるようにするためのスイッチみたいなものです。
    スイッチは入れるだけでいいですよね。そういうことです。
  2. セルフセラピーをする間は、「セラピスト」か「憧れている人」になりきる
    セラピストになったことがないという言い訳はナンセンスです。
    本当に素晴らしいセラピストは、ミヒャエル・エンデの「モモ」だと思っています。
    その「モモ」の大切な要素は、【共感】であり、誰にでも備わっている能力です。
    傷ついた自分の心を一番理解できるのは、自分自身なのですから。
    あるいは、「憧れている人」になりきるというのもいいです。
    「憧れている人」とは、自分のことをこの人に聞いてもらいたいなと思える人です。
  3. 傷ついている自分を「セラピスト」か「憧れている人」になりきって労う
    まずは、過去の自分を心を込めて労ってください。
    過去の自分のいけなかった部分に焦点を当てる前に、
    まずは、心をこめて労うのです。
    上記の【練り消しゴム】の話を思い出してください。
    まずは、温めてあげたりほぐしてあげるのです。
  4. 過去の自分と対話する
    今の自分は「セラピスト」か「憧れている人」になりきり、
    過去の傷ついている自分との対話をする。
もっと詳しく読みたい(セレンディップnoteへ飛びます)
右手と左手の対話【セルフ・リペアレンティング】
右手と左手の対話【セルフ・リペアレンティング】

傷は放っておいても時間の経過とともに癒しをもたらします。しかし、、、

大切な人との別れは、
時間の経過とともに、
ダメージが大きかったことを思い知ることがあります。

しばらく経って、
突然無気力になったり、
眠くて仕方なかったり、
大好きだった物事に手をつけられなくなったり。

すると自分に一体何が起きているのか不安になったり、
あの出来事が原因だなと思っても、
どう自分の気持ちを整理していいかわからなかったりすることがあります。

それでも、心配しないでください。
どんな人でも、
時間が経てばある程度、
傷は癒やされていきます。

しかし、

その時の傷が深く刻まれていて、
癒やされる機会がないまま過ごすと、
必要のない信念体系を強化してしまい、
その後の人生で
「こんなはずではなかったのに」
という体験を繰り返してしまう可能性があります。

例えば、
あなたのパートナーに対して、
大切な人の「死」を避けるために、
必要以上のサプリメントを強要したり、
少し様子がおかしいからと救急車を呼んだり、
相手に強いストレスを課すくらい、
食べ物や飲み物の管理を行ったりしてしまう。。。

とか、

子育てにおいて、
転ばぬ先の杖になりすぎたりしてしまう。。。

といったようなことをやって、
関係性を破綻させてしまいます。

本当は、
相手への愛や思いやりからの行動だったはずです。

でも、自分の傷が深いと自分の不安を避けるための行動に変わってしまうのです。

どんなことも人生の体験の一部です。
その体験がどのように今後の人生に影響してくるかは、
正直、今はわからないでしょう。
そして、わからないという態度はとても大切です。

今できることはたったひとつです。
それは、
悲しいと感じたことを、
「悲しい」と嘆くのです。

もしかしたら、
悲しみの感情と対面するためには、
先に怒りの感情と対面する必要があるかもしれません。

まず、
傷ついた体験を自分なりに府に落としていくか作業をしていくのです。

急に気分が良くなるのを目指すのではなく、
徐々に少しずつ霧が晴れていく感覚を目指すのです。

ー変化の兆候を自分で観察するー

①感情の解放はできているか

②傷ついた体験やその対象を思い出した時の感じ方に変化が起きてきているか

③今の現実世界での人生への接し方は自然体でいられているか

④まわりの大切な人たちも人生への接し方は自然体でいられているか

上記の変化は徐々に起きていきます。

今の生活をぼちぼちと丁寧に過ごしながら、
少しずつ一歩一歩。

あなたなら、大丈夫。

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